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2011年1月 1日 (土)

旧日本軍 軍事諮問機関・戦争指導機関

軍事諮問機関

①元帥府
・元帥府は軍事上の最高顧問機関。
・元帥府に列せられる陸海軍大将=元帥の称号を下賜。
・元帥佩刀と元帥徽章を授与。
・明治31年1月19日の元帥府設置の詔には「朕が軍務を補翼せしむる為特に元帥府を設  け陸海軍大将の中に於て老功卓抜なる者を簡選し、朕が軍務の顧問たらしめんとす」とあり、その趣旨が述べられている。

②軍事参議院
・軍事参議院は重要な軍務の諮詢に応ずるとともに、陸海軍の協調を完からしむるための機関であり、諮詢のあるごとに参議会を開いて意見を上奏した。
・参議会のメンバー
  *元帥、陸軍大臣、海軍大臣、参謀総長、軍令部総長。
 *とくに軍事参議官に親補された陸海軍将官等である。
 *議長には高級先任の老があてられた。
  *なお、必要に応じて重要な職にある将官を臨時参議官に補し、参議会に列せしむことができた。

③侍従武官府
・侍従武官府は侍従武官長と侍従武官の総称。
・侍従武官は天皇に常時奉仕し、軍事に関する上奏、奉答および命令の伝達などに任じた。・また、観兵式、演習、行幸、その他祭礼、儀典、宴会、謁見などに陪侍、扈従した。
・侍従武官長には陸海軍大・中将が親補される。

戦争指導機関

①御前会議
・御前会議は天皇が臨席して開かれる国家最高の会議。
・主要メンバー
 *総理大臣、陸軍大臣、海軍大臣、大蔵大臣、外務大臣、参謀総長、軍令部総長、枢密院議長など。
 *必要に応じて他の国務大臣等も出席した。
・開戦の決定やポツダム宣言の受諾などは御前会議で決定された事項である。

②大本営
・大本営は天皇に直属する最高の戦争指揮機関。
・参謀総長および軍令部総長は陸海各幕僚長として帷幄の機務に奉仕するが、陸海軍大臣も軍政関係の処理のため、随員とともに参画する。
・大本営は戦時または事変に際し、必要に応じて設置するもので、平時には存在しない。

③最高戦争指導会議
・最高戦争指導会議は昭和19年8月に発足。
・主要メンバー
 *総理大臣、外務大臣、陸軍大臣、海軍大臣、参謀総長、軍令部総長。
 *必要に応じて他の国務大臣、参謀次長および軍令部長も出席。
・この会議は、昭和12年11月の大本営設置にともない、政戦略の一元化を目的として発足した大本営政府連絡会議を改称したもので、法的根拠を有しない。
・したがって、そこでの結論は閣議等の正式決定をへなければ法的効力をもたなかった。

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